[シンガポール旅行2023]⑥シンガポールの母の味、懐かしい味 ニョニャ料理へGo!

シンガポール

シンガポール旅行でどうしても行きたかったニョニャ料理。

ニョニャ料理とは、マレーシアの代表的な料理で、

シンガポールでも多くの人から好まれている料理のひとつです。

別名、「ペラナカン」とも呼ばれます。


ニョニャは省略名ですが、「ババニョニャ民族」という言葉があります。

中華系移民男性が19世紀後半までに現地のマレーシア人女性と婚姻し、

産まれてきた混血の男の子をババ、女の子をニョニャと呼んでいたのがルーツです。

これらの子孫達を地元では「ババニョニャ民族」と呼ぶようになりました。


激辛ともいえる香辛料を多用した味付けが特徴といえるでしょう。

箸を使って食べるのではなく、右手を使って食べる習慣や、

スプーンとフォークで食べるスタイルが基本となります。

(レストランではもちろんスプーンやフォークが出てきます)


こうした、ババニョニャ民族(中華系プラナカン)の家庭に伝わっているのが

ニョニャ料理(プラナカン料理)というわけです。

見た目や食材は父方祖先の中華料理だけど、味付けは母方祖先のマレー料理でスパイシー。

スパイシーでエスニックな料理なんだけど、和食っぽい(中華)味付けの料理なのです。

日本人にとって、初めて食べてもどこか懐かしいのがニョニャ料理の特徴と言えます。


シンガポール、特に私が住んでいた頃は、

あまりペラナカン料理屋さんは見かけなかった気がします。

久々に「ブルージンジャー」へ行ってみると、店内が綺麗に改装されていて、

結構混んでいたので、予約は必須ですね。

  1. アッサム・プラウン:マメ科の甘酸っぱいタマリンドで漬けた海老を香ばしく焼くだけ、というシンプルな味つけ。
  2. カンコン・ブラチャン:空心菜を使った激辛青菜炒め
  3. ルンダン:ココナッツミルクとスパイスで煮込んだ肉料理。今回は牛。


ポピア:ニョニャスタイルの生春巻き。

具材は、ターニップ(Turnip)、もやし、揚げ豚脂、レタス、キュウリ、卵、スイートソース、チリソース、等。

ブルージンジャー

97 Tanjong Pagar Road Singapore 088518

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