シンガポールの交通公共機関、MRTやバスに乗る際、日本のSuicaやPasmoのようなカードがあります。
それをEZ-Linkカードと呼ぶのですが、そのICカードを使用して、MRT, LRT, バスに乗ります。
シンガポールは物価が日本より高いのですが、意外にMRT等の費用は安くすむので、こちらを使って色々周遊してみるのも楽しいです。
2023年にシンガポールに旅行行った際、当時シンガポールに住んでいたEZ-LInkカード(MRTやバスに乗る際のチケットカード)を握りしめて、飛んだのですが、その時の使用した経験も含め、ICカードのメリット、カードの買い方、使用方法、乗り方等、また、新しく非接触型のEZ-Linkカード(Simply Go EZ-Linkカード=日本発行のクレジットカードでのタッチ決済)などなどをご紹介をしようと思いますので、よろしくお付き合いください。
・ 現金で都度チケットを購入するより、EZ-Linkカード使用の方がスムーズ、楽、格安。
・ 一枚のカードで、MRT、バスに乗り降りできる、また買い物もできる。
・ 旅行が終わる直前に払い戻しが可能。
・ 日本発行のVisaカード等でタッチ決済ができる。(事前登録不要)
シンガポールのEZ-Linkカードの購入方法
下記の場所でEZ-Linkカードは購入できます。下記の方法が一番観光者にとって買いやすいと思います。
- シンガポールすべてのMRTステーション内窓口(Ticketing Office), Vending Machine(自販機), Self-Ticket Machine。ただし、窓口の受付は、祝日は閉鎖。
- シンガポール国内のセブンイレブン
上記は金額のトップアップも可能。
・ EZ-Linkカードの購入料金は、MRT窓口であれば、S$10:内訳 S$5 (チャージ金額) + S$ 5 (カード発行手数料)
・ セブンイレブンではS$10。(手数料50cent位)
購入する時はなんと言う?(英会話レッスン)
ただ、これだけ。
May I have an EZ-Link Card please?
メイアイ ハブア イーゼットリンクカード プリーズ?
シンガポールのEZ-Linkカードはこれだ!
EZ-Linkカードの絵柄は選ぶことができません。( ノД`)シクシク…
私が購入した時はなんと、ドラえもんの絵柄を渡してくれました。なぜだろう・・
シンガポールのEZ-Linkカードの使用方法
EZ-Linkカードの使い方はとっても簡単です。
日本の交通系ICカードの使用方法と同じで、MRTの改札口のタップ場所にかざすだけで利用できます。
降りる際も自動で料金を徴収してくれるので、簡単です。
運賃は乗車距離に応じて加算されますが、シンガポールは公共交通機関の運賃が日本と比べて格安です。
MRTやバスでも初乗り運賃はおよそS$1.50~S$2.50です(S$2.50=290円/2024年現在)。
またEZ-Linkカードは、バスから電車の乗り継ぎ、電車からバスの乗り継ぎなどを自動的に計算してくれるので、お手軽に乗り降りできる以外にも、現金払いよりも安く移動できるというメリットがあります。
バスは、乗る時、1回タップ、降りる時、1回タップですね。
都度、チケットを購入する際には、「Standard Ticket」という切符を買うこともできます。
乗車回数の少ない人向け。1枚で6回利用可能。6回目の利用で10cent返金。
S$6以下の乗車券購入には、S$5以下の小銭が必要。
ちょっとめんどくさいですよね。
EZ-Linkカードのトップアップ方法(2023年)
ドラえもんのEZ-Linkカードを購入したのは2017年でした。
しかし、2023年にこれを持って旅行の際、使用しようとしたところ、Activateしなければならず、窓口で使用できるようにしてもらいました。
そして、EZ-Linkカードに入っている残りの金額がS$5以下となっており、(S$3以下は使用できない)
MRT構内にあるSelf-Ticketing Machineで金額のトップアップを日本発行のクレジットカードでしようとしたところ、なんと、どうも支払いの先に進まない。10回位、カードをつっこみ、やり直しを繰り返ししたなぁ。
窓口に行って、クレジット使えないよー、と伝えたところ、なんと!
シンガポール発行のクレジットカードでしか、対応できないとのこと。
観光客にとってはそれってデメリットじゃん、と思いました…。
なので、面倒だけど、いちいち窓口でトップアップしてもらいました。
シンガポールのEZ-LinkカードはSimply Go EZ-Linkカードに移行
私は知らなかったのですが、ウェブサイトによると、EZ-Linkカードは「Simply Go EZ-Linkカード」にアップグレードするように、とのアナウンスが出ていたようです。
アプリをダウンロードすれば、アカウント・ベースのチケット・プラットフォームで、通勤・通学利用者が外出先でトップアップしたり、いつでもどこでも運賃や利用履歴を確認したりすることができます。
恐らく、私のドラえもんのEZ-Linkカードはもう使用できないと思います。
観光客はクレジットカードでもMRTに乗れる。タッチ決済で!
私は実際使用しなかったのですが、短期滞在者にとっては、EZ-Linkカードを使用せず、自前のクレジットカード(発行国は問わない)でMRTに乗れると聞きました。
これがいわゆる、「Simply Go」EZ-Linkカードと呼ばれるものです。
ただし、タップするごとに手数料が加算されますので、EZ-Linkカードを使用するより、割高になります。
そして、Visa, Master cardのみとなります。(JCBやAmexは不可)
しかも下記のマークがついているものに限ります。
クレジットカードを使用するメリットとしては、超短期滞在者向けで、EZ-Linkカードを買う時間を惜しむ人、シンガポールにもう来ないなーと思う人、返金処理がめんどくさいと思う人、となりますね。
日本発行のVisa, Masterクレジットカードでも使用可能です。
・Visaカードの請求は1回ごとの請求。
・Masterカードを使用すれば、請求は月に1回等、まとめて請求される。
まとめ
シンガポールのEZ-Linkカードは日々、年々、進化しており、非接触型やアプリも登場しているようです。
モバイルやクレジットと一体型となっており、使いやすくなっているので、在住者の皆さんにとっては使用しやすい環境となっているに違いない!と思います。
コメント