【40代女性必見】「今すぐ会社を辞めたい」気持ちが止まらない時の解決策と不安の乗り越え方

40代女性で「今すぐ会社を辞めたい」と感じるのは甘えじゃない

もう会社に行きたくないなぁ
あの上司の指示、聞きたくないし
「もう限界…明日の朝が来るのが怖い」
そう思ったこと、ありませんか?
40代になると、20代・30代の頃のように“勢い”や“根性”だけでは乗り越えられない壁にぶつかります。
仕事上でも家庭上でも責任は重くなる一方、身体の回復力は少しずつ落ちていく…。
周りから自分が囲い込まれ、逃げ場がない状況となる…。(😱)
朝起きて、スーツに腕を通した瞬間に「吐き気がする」なんて日が続いたら、それはもう黄色信号。
気づいてほしいのは、これは甘えではありません。
長年のプレッシャーや疲労が、確実に心と体を蝕んでいるサインです。
この記事では、下記のポイントに焦点をあて説明していきます。最後までお付き合い下さいね。
- 40代女性が「会社を辞めたい」と思うのは社会的構造的に仕方のないこと
- 40代女性が「会社を辞めたい」と思う不安点をクリアにする
- 辞めたいと思う気持ちは、次のキャリア形成を目指すきっかけであること
- 「辞めたい」と思うことを否定しない、選択できることを学ぶ(スキルの棚卸、プロに相談)
日本で「40代女性が辞めたい」と言う人はどれくらいいるのか?
厚政労働省によると、40代女性の離職率はおよそ1割前後と報告されています。
特に令和4年のデータでは、
- 40~44歳女性:9.6%
- 45~49歳女性:10.0%
と、年齢が上がっても一定割合で「辞めたい・辞める」人がいるのが分かります。
さらにマイナビの調査によると、近年は40~50代の転職活動が増加傾向にあり、キャリアの再構築を図る女性も少なくありません。
また、JIL日本経済研究所の調査では、更年期症状による離職も一定数あり、体調と仕事の両立が難しい現実も浮き彫りになっています。
加えて、アンケート調査では「退職理由」と「会社に伝える理由」の間にギャップがあることも指摘されています。
本音は「人間関係」「パワハラ」「体調不良」などでも、実際には「一身上の都合」と曖昧に伝えるケースが多いのです。
40代・50代のキャリアコーチングならこちらへ40代が抱える3つの大きな不安:すぐに辞められるはずない、と思う理由
すぐに会社や仕事を辞めたい。
でも、会社には行かなくてはいけない…。でも、行きたくない…。
こんな言葉を心の中で繰り返し、辞めたいけど辞められないという葛藤がありますよね。
ブレーキをかけてくるのは、だいたい次の3つの葛藤からくる不安です。
不安はプロに相談・解決・お任せ40代が抱える3つの大きな不安:お金がなくなる不安(消えていく不安)
40代は、人生の中でも出費がもっとも多い時期となります。
住宅ローンの返済はまだ残っているし、子どもがいれば高校・大学の学費もこれから本格的にかかります。
さらに親の介護費用がいつ必要になるかわからない…。
この年代は「収入ゼロ=一気に生活崩壊」というリアルな恐怖がのしかかります。
貯金がある人でも油断はできません。毎月の生活費やローンの引き落としが、想像以上のスピードで預金残高を減らしていく現実に驚く人は多いです。
「もし再就職まで半年以上かかったら…?」という不安は、眠れない夜を何度も作ります。
40代が抱える3つの大きな不安:次の仕事が決まっていない不安
40代での転職は、求人票を見ただけで心が折れることもあります。
「35歳まで」といった年齢制限に弾かれたり、応募しても書類選考すら通らない…。
人材不足とはいえ、企業の採用担当者も必死で探しているので、向こうも選びます。
さらに、40代はこれまでのキャリアや収入水準をある程度維持したい気持ちがあるため、条件を妥協しづらいのも事実。
「とりあえず働けばいい」という20代の転職とは違い、生活レベルや家族の将来設計を考えると、次の仕事が決まらない不安は倍増します。


40代が抱える3つの大きな不安:家族や周囲の反対
いざ「会社を辞めたい」と理解のない家族に相談すると、返ってくるのはこんな言葉。
「今やめてどうするの?」「ローンは?」「子どもの学費は?」
悪気がなくても、こうした“正論”は本人をさらに追い詰めます。
特に配偶者が専業主婦(主夫)だったり、家族の生活費を自分がほぼ全額負担している場合、反対は激しくなります。
友人や親からも「40代で辞めたら再就職は大変だぞ」と言われることも…。
結果として、「理解されない孤独感」と「経済的責任感」が絡み合い、辞めたい気持ちを心の奥底に押し込めてしまうのです。
筆者の回想:何も約束されていない中、全て捨てて、新しい世界へ飛び込んだ
私も20代に一回、40代に一回、お金もそんなに貯まってない状態で、次の仕事が決まっていない状況でその時働いていた会社を辞めたことがありました。
ひでぇ会社で、朝から23時過ぎまで働くような業務量を課し、心身共に疲労が貯まり、医者からドクターストップが入りました。そんな状態でも何かに追われるように働いていましたね。
結局、その時、誰かに言われた一言で肩の荷が下りて辞めることができました。
「逃げても良いじゃないか」
上記大きな3つの不安はもちろん脳裏に駆け巡りました。
でも、もう限界だったんです。先にその悪循環な環境から逃げることが先決でした。
貯金も充分じゃない、先の仕事も決まっていない、周囲はこれからどうするんだと聞いてくる、心身ボロボロ。
身体を休めることが先でした。
すべてを捨てて、違う環境に身を置き、時間をかけて心身の回復を待つと、また違った世界が待っていました。
その時働いていた会社を辞めた後悔は一寸たりともありませんでした。
お金もそうですけど、最初は何もなかったんですけど、後で色々ついてきました。その後、貯金もできたし、
スキルもついた、夢が持てた、人脈ができた、色々ついてきました。
自分の可能性を信じたいですよね。


心と体を守るために…40代が「本気で辞めたほうがいい」3つのサイン
40代が「本気で辞めたほうがいい」:心の健康が壊れ始めている
「会社に行く前の朝、胃が痛くなる」「休日も仕事のことが頭から離れず、気づけばずっとため息をついている」
そんな状態が続いていませんか?
40代は、若いころのように体力でごまかせなくなってきます。
精神的なストレスが積もると、不眠や食欲不振だけでなく、血圧の上昇や慢性的な疲労感として体にも現れます。
そして怖いのは「心のサインを無視してしまうこと」。
「まだ頑張れる」と無理を続けた結果、うつ病や適応障害で長期休職…というケースは少なくありません。
心と体の健康は、次の仕事や家族の生活を守るためにも最優先すべきサインです。
不安はこちらに解決・お任せ40代が「本気で辞めたほうがいい」:先の成長が見られない
40代にとって「今の会社で5年後どうなっているか?」は非常にシビアな問題です。
もし今の仕事にやりがいがなく、「ここにいてもスキルもキャリアも伸びない」と感じるなら、それは危険信号。
会社にしがみついて給料をもらい続けるのも一つの選択ですが、将来に向けた成長やキャリアの展望が見えないまま働くのは、自分の可能性を捨てているのと同じこと。
「ここにいたら自分はただ年齢を重ねるだけだ」と思ったら、その直感は大切にすべきです。
40代はまだ“やり直しが効く最後のタイミング”とも言われます。


40代が「本気で辞めたほうがいい」:パワハラ・ブラックな環境にいる
「上司から毎日のように人格を否定される」「明らかに違法な長時間労働を強いられている」
もしそんな職場にいるなら、迷う必要はありません。
40代は責任あるポジションを任される分、ターゲットにされやすい年代でもあります。
パワハラや理不尽な働き方を「家族のために我慢しよう」と耐え続けるのは危険。
心身を壊して働けなくなったら、結局は家族も守れなくなります。
こうした場合は労働基準監督署や弁護士、退職代行サービスなどの専門機関に頼ることも必要です。
「自分ひとりで戦わなくてもいい」と知るだけで、心が少し軽くなります。
この3つのサインのうちひとつでも出ているなら「辞めることは逃げではなく人生を守るための戦略」です。
会社を辞めたいと思う40代女性が辞める前に必ず「内側で準備」しておきたいこと
会社を辞める決断は人生に大きな影響を与えます。
勢いで退職してしまうと「こんなはずじゃなかった」と後悔するケースも少なくありません。
そこで重要なのは、「内側での準備」です。
経済面・健康面・キャリア面を整理し、支えとなるネットワークを作ることが、安心したスタートにつながります。
40代女性が辞める前に考える準備:経済的な備え
経済的な問題を意識するのが一番大事です。下記は必ず✅チェックしましょう。
- 貯蓄額の目安:最低でも生活費の3〜6か月分。退職後の収入がいつから入るかを逆算して準備しましょう。
- 制度の確認:失業手当、社会保険の継続手続き、退職金の有無など、利用できる制度を把握するだけで不安が軽減します。
エクセルや家計簿アプリを使って「収入がない期間の資金繰りシミュレーション」をしておくと安心。
40代女性が辞める前に考える準備:心身・健康の状態確認
現職で使える健康診断などのシステム等を使うこともできます。
- 健康診断の受診:退職前に一度受けておくと、転職活動中やフリーで働く際に安心。
- 専門家への相談:メンタルヘルスや婦人科、更年期外来など、今の不調が仕事や生活にどれだけ影響しているか客観的に知ることが大切です。
健康は資産。辞める前に立て直すことで「新しい環境で頑張れる土台」が整います。
40代女性が辞める前に考える準備:スキル・キャリアの棚卸し
自分でできなければ外部のサポートを借りると、より一層棚卸が時短でできます。
- 得意分野や実績を書き出す:Excelやノートに「やってきた業務」「成果」「身についたスキル」を整理。
- 具体的な数字で表す:例「売上◯%アップ」「新人◯名育成」「コスト削減◯円」などは履歴書・面接で強いアピールになります。
この棚卸しは「自己理解」にもつながり、今後のキャリア選択をスムーズにします。
40代女性が辞める前に考える準備:支援ネットワークの確保
- 身近な人に話す:家族や信頼できる友人に「辞めたい気持ち」を共有すると、孤立感が減り冷静な視点を得られます。
- 外部のプロに相談:キャリアコンサルタントや転職エージェントは、求人情報だけでなく、あなたの強みを客観的に整理してくれる存在です。
転職エージェントは、求人探しだけではなく、登録することで、その人のキャリアの棚卸や先のキャリアについても相談に乗ってくれます。複数の登録により自分の相性と合うコンサルトに相談すれば心理的なサポートも得られます。
40代女性がすぐに辞めたいなら、退職代行に相談してみるという選択もある
「もう限界で会社の人事や上司に、自分から『辞めます』なんて言うパワーがない…」
そんなとき、無理に上司に直談判する必要はありません。
今は 退職代行サービス という、あなたの代わりに会社へ退職を伝えてくれる仕組みがあります。
退職代行は、20代の間で活発に使用されているみたいですが、中には40代、50代の方も利用者が多いようです。
どうしても自分では退職を言い出せない人は、精神的なところからサポートしてくれる退職サービスを利用しても全然良いと思います。自分の時間を節約する、という意味にもつながります。
40代におすすめ退職代行サービス4選比較表
「退職代行ってどんな流れでお願いできるの?」
そんな疑問に答えるために、各社の 依頼手順+特徴+料金 をまとめました。
サービス名 (サイト) | 料金(税込) | 特徴 | 依頼の流れ(手続き) | おすすめポイント |
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モームリ | ・正社員:22,000円(税込) ・アルバイト・パート:12,000円(税込) ・追加料金なし | ・最短即日退職可能 ・弁護士監修で安心 ・LINE相談24時間OK | 1. 無料相談:LINEまたは公式サイトから相談 2. 申込みフォーム入力:必要事項を入力 支払い:希望する支払い方法で支払い 3. 退職手続き開始:会社への連絡を代行し、退職手続きを進める | 労働組合との提携により、交渉力が高く信頼性がある。成功率は100%! |
退職100番 | 一律 24,000円 | ・弁護士監修で安心 ・LINE相談24時間対応 ・即日退職可能 | 1. LINEまたは公式サイトから無料相談 申込みフォームの入力 2. 支払い(クレジットカード・振込) 3. 会社に即連絡、出社不要 | 「もう明日から会社行きたくない!」という方におすすめ |
わたしNEXT | ・正社員:29,800円(税込) ・パート:19,800円(税込) | ・女性特有の悩みにも対応し、安心して利用できる環境を提供 ・合同労働組合「退職代行toNEXTユニオン」が運営しており、法的に認可 | 1. LINE/メールで無料相談 2. 専任スタッフと打ち合わせ 3. 支払い 4. 即日退職も可能+継続相談OK | パワハラやセクハラなど、女性特有の職場での悩みにも親身に対応 |
40代だからこそ退職代行に任す、という選択肢
40代はキャリアの節目であり、体力も気力も無限ではありません。
「もう無理」と思った瞬間に行動できるかどうかで、その後の人生が大きく変わります。
退職代行なら、あなたの代わりにすべてを進めてくれるので、心と体を守りながら次の一歩に進めます。
中には「会社と言えど、人と人との関わり合いやネットワークやマナーを大切にしてきた。第三社の手は使いたくない」という考え方をする人もいるでしょう。
40代だからこそ、人とのつながりを大切にしたい、と思うのです。
後々、どこかで関わるかもしれない、それは素晴らしい姿勢ですが、今、心身共、壊れてしまってる中での関わり合いは非常にエネルギーを食います。
会社は会社。割り切ることも大切です。
まとめ:「辞めたい」は逃げじゃない。次のキャリア形成のスタートライン
40代になって「会社辞めたい」と思う自分に、罪悪感を抱いていませんか?
でも実はその感情こそが、自分の人生を見直す大事なサインなんです。
人は環境に不満を持ったとき、今の人生このままでいいのかなと思った時点で初めて「変わろう」というエネルギーが生まれます。
「もうこのままじゃダメだ」「違う働き方を探したい」「自分らしい働き方をしたい」
――そう思った瞬間、すでに次のキャリア形成が始まっているんです。
退職代行を使うのもひとつの手、また、今の仕事を続けながら副業や自己理解を深めていくと自分への自信がつき、不安が消えていきます。


また、「もう会社を辞めたい」と思ったとき、実は「完全に辞める」以外にも選択肢はあります。
働き方を少し変えるだけで心身の負担が軽くなり、人生の見通しが開けるケースも少なくありません。
ここでは、すぐに実践できる工夫もあわせて紹介します。
職場内で変えることができること(社内異動を申し出る)
- 役割変更・部署異動の相談
今の仕事内容や人間関係が合わないと感じるなら、異動願いや担当替えを検討しましょう。同じ会社でも、環境が変わるだけでストレスが軽減されるケースは多いです。
- 働き方の調整
時短勤務・在宅勤務・フレックス制度など、制度を活用することで負担を軽減できます。「家庭との両立が難しい」「通勤がつらい」など、具体的な課題を伝えると上司や人事も対応しやすくなります。
「辞めます」と伝える前に「こういう形なら続けられそうです」と代替案を出すと、交渉がスムーズになります。
「部分的な辞め方」を考える
- 副業を始めてみる
いきなり退職せず、まずは副業で小さく収入源を作ってみる。安心感が増し、「会社にしがみつかなくてもいい」という気持ちが生まれます。
- 雇用形態を変える
フルタイムからパートタイム勤務に切り替えると、心と体の余裕が生まれます。
- 休職制度を利用する
体調がつらいときは、退職ではなく「休む」という選択肢も。休職中にリフレッシュし、復職後に働き方を見直す人も多いです。
自分の新しい可能性を探す
- 異業種への転換
これまでの経験を活かしつつ、新しい分野に挑戦するのも一つの道です。40代からのキャリアチェンジを支援する研修や求人も増えています。
- 資格取得や学び直し
キャリアアップ・キャリアチェンジのために、通信講座や専門学校で学び直すのも有効。準備期間を「未来への投資」として使えます。
- 起業やフリーランス
「会社に属さない働き方」を考える人も増えています。最初は副業からスタートし、徐々に独立へ移行するのが現実的です。
40代だからこそキャリアを形成できる
40代は「経験の棚卸し」ができる世代。
20代や30代と違い、実績やスキル、人脈があります。
だからこそ「今の働き方に違和感を持つ」というのは、新しいキャリアを作る準備が整った合図でもあるんです。
人生一回きり、自分らしいキャリア形成をし、満足のいく人生を歩みたいと思いませんか?
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