※ステンレスのフィルタの目詰まりについても追記しました。2024/03/20
私はコーヒーが好きで、セラミックフィルタを使用し、毎日飲んでいます。
セラミック式のコーヒーフィルタ。
紙のフィルタを購入せず使用できるのがメリット。
紙のフィルタは、いつも在庫を意識しないといけませんし、
安い紙であればミクロな物質が付着している可能性もあり、安心して飲めません。
セラミックのデメリットとしては、取り換え用の紙は不要で購入する必要はなくなりますが、
定期的な洗浄を行わないとコーヒー豆の脂分がセラミック部分の目に粉が詰まってしまって、
コーヒー抽出する時に、コーヒーが出なくなってしまうのです。
ただ、目詰まりが解消すると、コーヒーがフィルタをスムーズに通って感激しますし、時間短縮、美味しいコーヒーを淹れることができますよ!
それでは、メンテナンス方法をご紹介していきましょう。
↓これがコーヒー豆が目詰まった状態。1時間位経ってもコーヒー淹れられません。
お湯+重曹(もしくはベーキングパウダー)で10分以上沸かす
セラミックフィルタはきちんとしたお手入れで長く使えます。
通常使用の後は、水洗いでもOKなのですが、1か月に1回はお湯での洗浄が効果的です。
私が定期的にやっている方法は、
- お湯を鍋で沸かす
- 重曹、もしくはベーキングパウダー(スプーン1-2杯)を入れる
- セラミックフィルタを後ろ向けにして、可能であれば10-15分位、ぐつぐつ煮る
茶色の脂がどんどん出てきますね。
最後はマッチャッチャになります。
完全に乾かす!
このポイントが大事みたいです。
鍋から熱いセラミックフィルタを取り出し、水で簡単に洗い、完全に乾燥させる。
これで終わりです。簡単ですよね。
目詰まりを起こす理由
目詰まりないようなフィルタを作ってほしい・・・とメーカーに唸る気持ちも分かりますが、なんとコーヒーの焙煎された豆の成分表を見ると、脂質が全体の14.5% – 20%も占めていることが分かります。
それなら細かいセラミックの目は、いつか詰まってしまいますね。
コーヒー豆の成分を見てみましょう。
焙煎豆の成分;
全多糖類:24.0 – 39.0%
脂質: 14.5 – 20.0%
たんぱく質: 13.0-15.0%
腐食酸: 16.0 – 17.0%
無機成分: 3.5 – 4.5%
ポリフェノール: 1.2 – 1.3%
脂肪族酸: 1.0 – 1.5%
カフェイン: 1.0%
トリゴネン: 0.5 – 1.0%
引用:全日本コーヒー協会:
他にもカフェインやポリフェノールに関しての記事が出ていて、面白そうですね。
玉露の方がカフェイン高いのにはびっくりです。
[参考] ステンレスフィルタについても
ステンレスフィルタについても、目詰まりが激しくなり、コーヒーの抽出が遅くなってきたので、やばいなと思い、早速、解消するため、試してみました。
色々調べたんですよ。
洗剤がついたスポンジで綺麗にゴシゴシ洗うとか、
セスキ炭酸ソーダ水、ウーロン茶 、超音波洗浄機で洗うと良いとか、
でも、一番面倒でなく、スッキリ解消するのは、
「鍋にお湯を沸かし、食用の重曹(ソーダ)を入れて、ステンレスの底を中心に、グツグツ10分以上煮る」
に限ります。
その後、しっかり乾かして、再利用!
ぜひトライしてみてください。ちょー簡単。
まとめ
コーヒーを生活の美味しい友としてお付き合いするには、やはり定期的なメンテナンスが必要となるようです。
そうすることで、美味しく頂けますし、大体3,000円前後のセラミックが長く使えることにより、ペーパーフィルタよりコスパが良さそうですよ。
ペーパー30日分で100円とすると、セラミックを2-3年以上、5年とか長期できることを考えると、自分の隙間時間10分程でメンテナンスもできてしまいますので、お得ですね。
どうぞ良いコーヒータイムを送ってくださいね。
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