今、統計を取れば、人間の全体の悩みナンバー1が「お金がない」「貯金がない」「老後の資金がなんとなく不安」であると言われています。
当たり前ですが、家に住むのも、ご飯を食べるのも、どこかに行くのも、日本に住むのも、全てお金というツールが絶対必要となります。
お金ってどうも人生や人の心を縛ってしまい、身動きを取れないようにさせてしまうんですよねぇ。
「やりたいことがあるのに、この仕事は安月給だし…」
「値段が高いからから、買うのをやめておこう…」
「行きたいところがあるけど、高いからやめておこう」
一体あなたは何を目的にお金を追い求めているのでしょうか。
老後の漠然とした不安って、自分の何を基準に不安を感じているのでしょうか。
大抵のお金の悩みは、目的と対策を練れば、いくらかは納得いくことができるのです。
お金の不安はいつもあることを普通だと思う!
お金はあってもなくても不安になるのは普通。誰もがそう感じています。
完全に解決することはできないですが、お金がほしいと思う目的と、
対策(解決策)を見出すと大丈夫!という気持ちが育ちます。
そして「なぜ、お金に対する不安が大きいのか」ということの追求も必要です。
誰もができることは、家計管理をしっかりすること、節約すること、
元気であれば投資より、働くこと、がお金とうまく付き合う対策だと思うのです。
収入と支出をしっかり紙(or マネー電子管理)で目で確認することで、情報が脳に行きます。
脳にインプットされた情報を元に、
自分に「他人と比較せず、自分は自分の生活を守る」と
境界線を引き、収入以上の支出はしないことです。
(借金はしない、ことは前提ですね。借金は先に返してしまいましょう)
そして、働く!
ハードワークになるまで働け!と言っているわけではありません。
「ワークエンゲージメント」のレベルで、社会のために働く、元気なら社会で働こう!という意味です。
会社員として働けば月に一度、安定的な給与が入ってきます。
どうしても少ないと思うのであれば、副業や転職を考えても良いかもしれません。
そこまで働き蜂になる必要もありませんが、お金を稼ぐ目的や増やす理由を一度考え、
一体自分は何のために、いくら必要なのかを書き出してみても良いかと思うのです。
海外ではシニアってそんなに働く人って見ないのですが(趣味でやってる人が殆ど)、
日本は働こうと思えば80歳になるまで働くことができます!
人材会社に聞くと、先日70歳の人の転職をお手伝いした、
という話を聞いてびっくりしたところです。
もちろん、しっかり計算をして、貯蓄を貯められれば、70歳まで働かなくて済むのですが、
今は働き方の選択が沢山あるので、健康であればなんとかなるかなと思います。
節約する!
固定費の見直しをやってみましょう。
- 家賃:固定費を縛る最大の金額です。収入の10-15%に収めるとバランスが良くなります。
- 保険:今までかけている保険(火災、健康、年金)は、窓口ではなく、人を介さないネット保険であれば安く抑えられます。火災保険は、不動産屋さんに勧められるものを選ぶのではなく、ネットで探して、ネット決済にすると約10%もの費用を抑えられます。どれだけ手数料を少なくできるか、がお金の世界の常識と言われています。
- 通信費・光熱費:携帯はdocomo等、大手キャリアより、格安SIMに変えましょう。月/10,000円であるのが、数千円以内に抑えられます。通信の質、速度は大手と変わりません。(通信エリアはちゃんと調べましょう)光熱費も沢山ありますので、ネットで比較して、安いところを選びましょう。大手とサービス、質は変わりません。
- サブスク:不要なサブスクは見切って、解約しましょう。Amazon video等は年間払いとする方が安いです。
- 交際費:高い店に行くのではなく、プロモを利用して安い店を探す!
- 趣味:最悪、この項目は1つで良いかなと思います。色々手がけてみて、一番好きな趣味をひとつ選び、そこにお金をかける。最悪、生活に影響でるなら一切お金をかけない。
- 節約したお金は全て投資に回す!:今はNISA等、国が推奨している非課税の投資信託があります。時間に任せて複利でお金を貯める、というシステムがあります。(ただし、短期投資だと暴落する可能性はあります)
余談となりますが、保険屋さんが商品として売り出している、将来お金が戻る「貯蓄型保険」というのは、色々調べた結果、利回りがそんなに良くなくて(0.3%位かな)、がっかりした記憶がありますので、銀行預金と同様に、長期的な契約は避けた方が良さそうだと思いました。
もし、人を介すると手数料が高くなり、もっと利回りが低くなる可能性もあります。
自分のお金なんだし、自分でしっかり調べて、理解したものに対してサービスも選びたいですね!
それと上記には食費は入っていません。
毎日の食費は、人の健康やQOLにダイレクトに影響を与えます。
食材のグレードも適度に選んで調理する、社会人であっても主婦の方も、毎日の料理は疲れるので、
たまには外食する、総菜の力をかりる、等、ストレスフリーの方法も取り入れながら、生活することが大事です。
無理すると医療費がかかって逆にお金がかかっちゃいますからね。
目的をしっかり持つ!お金の勉強をする!
うっとうしい位、書いていますが、一体自分にはいくら必要で、何をするためにお金を貯金するのか、を考えることで、そんなに漠然とした不安を感じずにすむのでは、と思います。
何の根拠もなく不安を感じると、心が弱り、今ある丈夫な健康に影響を与えます。
目的を掲げると「それを達成するために頑張ろう!」と思うことができます。
小さなことでいいのですよ。
友達と来週遊びにいくため、とか
美味しいご飯を食べたい、
あの可愛い服を買いたい、
あんな家に住んでみたい、
それを叶えるために、どうすれば良いか、という意識づけと、お金の勉強をしっかりする、ということです。
今は書店にズラリ、多くのお金の本があり、沢山の解決策をお金の先輩が教えてくれているのです。
その道のプロに聞いてみるのが一番早道なのです。
無料の範囲のFPに聞いてみる、自分で調べる、友達とお金の話をする、という方法もありますね。
お金は人の行動を制限するものではありません。
人生の生活を上げる、所謂、QOL向上のためのツールです。
お金がない!と切羽詰まった考えを頭いっぱいにせず、
大事に大事にお金考え、扱うことで、向こうから豊かさが舞い込んでくるかもしれませんよ。
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