ソフトバンク光の光回線切り替えにあたり
みなさんのインターネット回線や携帯電話は、ドコを利用していて、毎月どれくらい料金を支払っていますか?
私はソフトバンク光を利用していましたが、契約の2年縛りが終わるタイミングで「マネーフォーワード光」に切り替えることに決めました。
ソフトバンク光の使用料は集合住宅の場合、4,180円/月で、
それに対し、マネーフォワード光は、集合住宅は、3,850円(税込)/月となります。
上記を見れば明らかに、マネーフォワード光がお得かが明確です。
詳細は後ほど詳しく説明しますが、高い、安い、の前に、一体自分は、何に、どの位、払うのか、払えるのか、を認識しなければいけません。
結果的に、マネーフォワード光に切り替えることにより、年間での固定費削減に成功することができました。
それでは、私のプロバイダ切り替えの体験を元に、こちらで紹介していきます。
皆さんの毎月の固定費削減のご参考になれば幸いです。
ソフトバンク光解約、プロバイダ切り替えに至った背景
インターネットのプロバイダ切り替えは、気持ち的にも、時間的にも非常に面倒に思いますし、動くまでに重い腰を上げなければいけません。
在宅勤務で仕事をしている人にとっては、「切り替え」るだけで、「インターネットに繋がらなくなったら面倒だな…」と思う人も少なくないのではないでしょうか。
私はそのうちの一人ですが、各社のメリット・デメリットを纏めてみました:
ソフトバンク光を使用することによるメリット
- 大手であり、会社がつぶれる心配がない。光回線は強い
- Yモバイルと一緒に契約すると一人あたり1,080円の「おうち割」が適用され少し安価
- 契約期間満了時に「解約する」旨、電話で伝えると定額割引の案内をされる可能性大
ソフトバンク光を使用することによるデメリット
- ソフトバンクのカスタマーサポートであるサービスがひどく悪い。電話すると何人もの電話をたらい回しにされ、担当に行きつくまで1-2時間かかった。
- 引越前に新居での通信状況を伝えたものの、新居で必要となる追加の機器(ルーター等)が開始日に届いておらず、空白の時間である1週間程、自分で準備したポケットWiFiを借り、自己負担で接続せざるを得なかった。
- サービスに対し、比較的高いサービス料
- ソフトバンク光用の白いルーター500円/月が加算される
- エリア、家の状況によっては開通工事費が必要となる(キャッシュバックサービスが適応される時期を狙う)
- 契約期間外に解約すると違約金1万円が発生
マネーフォワード光を使用することによるメリット
- カスタマーサービスの質が非常に良い。たらい回しにされることがなく、受付に電話すると必ず1日以内に電話を折り返してくれる。担当外のことでも回答しようとする姿勢がある。電話をして心的ストレスがない。
- マネーフォワードME等の月額料金500円が無料となる。
- 解約手数料なし(契約の縛りがない)、但し契約後に解約すると1か月分の違約金が発生する
マネーフォワード光を使用することによるデメリット
- ソフトバンクと同じドコモ回線を使用しているも、評判を知らないので、安定した通信状況か分からない。
- プロバイダ切り替え前に、今まで使用していた通信信号が「ipv6」であった場合、「ipv6プラス」用のルーターを新規購入する必要がある。
料金を比較してみる
私の場合となりますが、以下がインターネットに関する費用を比べてみました。
集合住宅(税込) | ソフトバンク | マネーフォワード | 節約額 |
基本料金 年 月 | 49,296円 4,108円 | 3,850円 46,200円 | |
ルーター 年 月 | 6,156円 513円 | 6,050円 504円 | |
工事費・諸経費 | 20,000円 | 0円 | |
1年目合計 | 75,452円 | 55,550円 | -19,902円 |
2年目合計 | 55,452円 | 46,200円 | -9,252円 |
当時、私はソフトバンクと契約した際、工事費のキャッシュバックは最大限使うことができませんでした。
数千円は使えたと覚えています。
ソフトバンク光を契約後、5年目にして他社へ乗り換える旨伝えると、2024年2月より2,209円/月まで基本料金が下がったのですが、こちらは1年間のみの有効、1年後にまた同じ料金を維持しようと思うと、カスタマーサポートに連絡する必要があります。
私にとってはストレスですね…。
BBユニットのレンタルも毎月かかるので、自分で買った方が年間で考えると安くなります。
各社で必要となる機器
マネーフォワード光に移行するにあたり、下記が必要設置用機器となります。
ソフトバンク光用設置機器: 3台
・NTT機器ONU(光回線)
・BBユニット(IPv6)
・バッファロールーター(Wi-Fi)
マネーフォワード光用設置機器:2台
・NTT機器ONU(光回線)
・バッファロールーター(Wi-Fi)→v6用に新規に購入する必要あり
私は下記のルーター(ipv6プラス対応)を買いました。一番コンパクトで低価格。
申し込みから開通まで
- 4/9 ソフトバンクに電話で解約する旨伝え、事業者変更承諾番号の発行依頼をする→同日発行
- 4/10 マネーフォワードに電話で承諾番号とルーターの種類(V4)である旨、伝える→V6プラスルーターの購入
- 4/12 マネーフォワード光から「切り替え日」を相談する旨の電話がくる。同時に契約条項を一緒に聞き、同意。
- 4/19:自分がソフトバンクに電話し、他社のipv6信号が4/27以降(4/26中に回線切除)入るように、最短でソフトバンク側の紐づけを解除するよう依頼あり。
- 通信手続き状況は、「マイソフトバンク」から閲覧できる。
- 4/27 :回線信号切り替え予定日だが、いまだソフトバンクの解約手続きは「手続き中」。プロバイダ切り替え日になれば自動切換えになるかと思いきや、ソフトバンク側の処理が終了しないと、マネーフォワード側では自動的に回線が送ることができないとのこと。
予想していた懸念が現実となりました…。
ソフトバンクに事情説明を求めるも、「現在解約手続き中なので…、私は状況をお伝えしているだけですので、分かりかねます。解約後はSMSで「解約完了」通知が行きますのでお待ちください」とのことで、最後まで相変わらずの対応でした。
これを避けるには、数日前にソフトバンクへ電話して解除日に対応不可かどうかの念を押す、という作業が生じますね。
・ 4/29 : 「マイソフトバンク」の解約状況が、ようやく、「解約完了」。SMSにも通知が届きました。
うーん、4/27にソフトバンクへ電話しなければ、これよりもっと解約がスローだったかもしれない。
なので、予め、個別にフォローしておくといいかもですね。(予定通り進まないなんてどうかと思いますが・・)
ともあれ、新しいルーター設置もスムーズに行き、無事にマネーフォワード光も開通。
速さも申し分ないです。
(時間帯によっては時々接続しにくくなる、ということも発生しますが、あまり気にしません)
ソフトバンクから借りていた白いルーターは1か月以内に返却する必要があり、指定日に返却できなければ、1万8千円の違約金があるとか…。
解約日、平気で遅れたのにすごい強い姿勢です。
ルーターひとつ減ってスッキリしました。
まとめ
プロバイダ切り替えは少々面倒ではありますが、自分で稼いだお金はそれに相応しいサービスを受けたいと思うのは必然だと思うのです。
私の場合は、下記が最大のポイントでした。
・ カスタマーサービスの質の高さ(時間的効率)
・ サービスに合った費用(費用効果)
気に入ったと思った靴でも、靴づれがあると、履きたくない心理が生まれ、2回目からは履かなくなる…。インターネットも同じような感覚なのではないでしょうか。
何も完全なことはありません。今後も新規プロバイダで何かトラブルがあるかと思います。
それでも固定費が削減され、サービスが改善するのであれば、良き人生!ではないでしょうか。
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