シンガポール時代に働いて貯めたシンガポールドルを、
円安の今、日本の口座に安く送金したい。
シンガポールには銀行口座を残していているけど、
円高だったり、銀行間の送金手数料が高そうで
遊びに行く時に旅費で使おう程度で考えていたよ。
そうこうしているうちに、シンドルが高くなり、
海外在住者の間では有名な国際送金サービス(WISE)のことを聞いて、
早速送金することにしました。
この記事は現在、日本在住の方向けに書いています。
ゆうちょ銀行、三井住友銀行等の大手銀行だと結構割高になってしまうため、少しでも手数料を安くして送金したいと思っている方の参考になればと思い、筆を取りました。
ただ、送金処理中に写メを撮るのを忘れてしまい、理解できないところもあるかと思いますが、そこはご容赦頂ければ幸いです。
※2023年12月の情報です
海外送金・WISEについて
WISEは怖くない!金融庁が認可した国際送金サービス会社です
まず、海外送金してみたいけど、WISEって一体なに?って思われる方もいらっしゃるかと思うのですが、WISEの公式で安全性の説明等がされていますので、その辺りはこの記事では割愛したいと思います。https://wise.com/jp/blog/how-to-use-wiseをご覧になってから送金されるといいかと思います。
確かに不安ですよね…
確かに私も最初はすごく不安でした。
WISEが送金サービスしてるとは聞いていたのですが、手数料激安で、送金後、資金が消えちゃうのでは…と。
マレーシア元在住の友達に聞いたところ、当時10年前は海外在住者用のサービスのみで、日本ではなく、1回の送金は100万円までと決まっている)のみ送れるとのことで、ちょっと一気に送ってしまいたい側としてはメンドクサイ感じだったとか。
したがって、当時は日本在住者用向けの送金サービスはなかったとのこと、友人からは「多分今もできない、送金申請してもNGの可能性があるので、失っても問題ない金額を最初は試した方が良い」と言われ、えーー!なくす?ってコメントにびっくりしたのですけど…。でもなくなりませんでした(笑)
友人の時代から何年も経って、日本にもWISEの支店が出来てからサービス内容も充実したようで、日本在住者向け、つまり日本円から外貨、外貨から日本円を送金することができるようになったみたいです。
ただし、日本はマネーロンダリングの規制が厳しくて、今も日本へ送金できる額は100万円以内。
10万円以上となると、通常の銀行と同様、Swift codeで送金することになるので、手数料や仲介料金が発生します。ちょっと少額の金額を送金するには便利のようです。
やはりWISEは上手く活用すべし!
また、今回、私がなぜ送金する時にwiseを選んだのかというと・・・
①手数料が安い!
②着金日がめちゃ速い!
初めて使用する場合は本人確認に要し、時間がかかりますが、私の場合、最初だけ必要な本人確認も含め、2日で着金。早ければ半日だと思います。
送金の種類は2つあります
1.銀行間の送金方法(ゆうちょ、三井住友等)
送金銀行
↓
中継銀行
↓
受取銀行
一回の送金には下記の手数料がかかってきます。
送金手数料: あり。銀行によって異なる。
受取手数料: あり。ゆうちょ:無料、住友三井:2500円
中間手数料: あり。ゆうちょ:10US$ (100US$ごとの送金)
為替手数料: あり。銀行によって異なる。
リフティングチャージ料: あり。殆どが最低2,500円がかかる。
※手数料は各銀行によって違いますので、HP等でチェックしてみてください。
2.海外送金サービス会社を介しての送金方法(今回のWISE)
WISEがそれぞれの対象国の口座を所有しています。
送金銀行(SGのDBS等)
↓
海外送金サービス会社(SGのWISE)
↓
海外送金サービス会社(日本のWISE)
手数料は下記の通りです。
送金手数料: なし
受取手数料: なし
中間手数料: なし
為替手数料: なし。実際の為替レートが適用される
リフティングチャージ料:なし
WISEの利用方法
個人情報登録
WISEの指示通りに進めていくと、本人確認の書類として、マイナンバーカード、免許証、パスポート等をアップロードして下さいと指示されますので、その通りに行っていくと登録完了です。
私はマイナンバーカードで登録できました。簡単かつWISEの登録確認のスピードは激早です。
登録の際に本人確認書類と紙とペンと自撮りの自分の写真が必要になります。
アカウント登録
1.アカウントの登録をします。(個人の場合は「個人アカウント」)
2.現在の居住地を選びます。
3.電話番号をコードで認証します。
4.パスワードを登録します。
外貨のチャージ
こちらを参考にしてみてください。(SGドルのアカウント登録のスクショを取り忘れました…)
登録住所が日本の場合は、外貨を送金する前にWISEの残高に資金をチャージする必要があるので、「海外送金する」ではなく「新しい通貨で残高を開く」を選択しましょう。
下記から「残高」を選びます
。
次の画面で「SGD残高」口座が完成します。
WISEのホーム画面に入ると先程チャージしたSGDが入金されているのが分かるかと思います。
SGDのとこをクリック。(下記口座はゼロですが、チャージされるとSGDで金額が表記されます)
海外送金と同通貨選べますので、私は日本円が欲しいので海外送金を選びました。送金する額を入れていくと、手数料等が表示されます。この額で送金されてOKなら、次へをクリック。
「受取人」の登録は事前にしておきましょう。
送金先、つまり私の場合は日本の口座の詳細を淡々と入力します。
かなり簡単です。
次は「送金の目的」を選択。色々ありますが、一番目的に近いものを選びましょう。
そうすると、送金額に対して、手数料が表記されます。私の場合、大体ですが、80万円の送金に対し、手数料が6千円程でした。普通のSwiftで送ると恐らく数万円はかかるかと思います。
次にパスワード入力が求められますので、最初に登録したものを入れると送金が開始。
ほぼ半日で着金です。
2回目の送金にチャレンジ!(2024年4月)
さて、1回目の送金(2024年1月)から少し日が経ったので、2回目の送金のスピードはどの位なのだろうかと思ってトライしたところ、いやー、めちゃ速かったですね。
- DBSから送金したい金額をWISEの口座に入金 – 即日で着金
- WISEから日本の口座に送金 – 3分
計5分。すごい速いスピードで着金です。
送金金額が少額なのがネックですが、将来的にガっと送金できれば海外に住むみんなにとっても楽なんだろうなぁ…と思ったのでした。
まとめ
WISEのチャージと海外送金のやり方をなるべく分かりやすく書いてみましたが、ところどころスクショがなくて分かりづらかったかと思います。
まず、海外のWISEへチャージ、そして日本のWIESEへチャージ、そして自分の口座へチャージしなければいけないので、普通の海外送金よりもひと工程増えてしまい、面倒に感じる方もいるかと思うのですが、このひと工程を我慢するだけで、手数料が半分以下になるので、海外送金をしたい方やお金を日本の銀行に送りたい方はWISEを利用した方がお得に海外送金できます。
円安の今のうちに全部日本の銀行に送金した方がお得ですね!
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