ブログ運営を始めてかれこれ半年。何となくWordPressを始めてみるとよく分からないことばかりですが、先人の方々のアドバイスを頂きながら、汗をかきながらコツコツとやっております。
Googleアドセンスが認可されたのが2024年2月頃。
おっ、広告で支払いがあるのね、ということも理解したのですが…。
「シンガポールの税務情報提出」ってなんだろね?
突然アドセンス内の「お支払い情報」に、「シンガポールの税務情報を提出せよ」との怖そうなアラームが出てびびりまくりました。昔シンガポールで働いていたから、Googleが私の過去のにおいを嗅ぎつけて、発令したのかとヒヤヒヤでした…。(今はシンガポールから収入ないよ!)
とりあえず、何か提出しなければならないということを理解したので、下記からポチリと「税務情報の追加」を押す。
なんとなくここで分かったことは、これはシンガポールに限らず、アメリカバージョンもあるようで、Googleの方針の一環でGoogleの広告収入で支払いを受ける時に、シンガポールやアメリカから今の時点で収入がないよね?日本に居住しているよね?という宣誓をするためのフォームらしいのです。もし収入があるようであれば、課税対象になり、課税率が高い国が優先され、その国の税率に沿って課税されることになるとのこと…。
税金に関することなので、早めにやった方が良さそうです。
ほら、先を進めていくと「あなたはシンガポールからのお支払いを受け取っています」とデフォルトになってるじゃんか!!めちゃ怖いので、ステータスを「違います」に変更しなければいけません。
「シンガポールの税務情報を提出」の対策
これより、「「シンガポールの税務情報を提出」についての処理方法をご紹介します。
分からないこともあり、様々なサイトも参照にさせて頂いております。
その中で、自分にとって早く簡単に処理する方法をご紹介できればと思い、このブログを書いています。
処理方法はGoogleによると、5-10分の作業で終了するとのことでした。
(書類用意する時間は含まれていません)
さて、「フォームを開始する」をクリックします。
「シンガポールの税務情報を提出」の入力の仕方
- 「企業情報」の入力 - 内容は以下の3項目。
- 運営している「業種」→「個人の運営者」を選択。アドセンスを利用しての収益。
- シンガポールに恒久的施設を所有しているか→「いいえ」を選択
- シンガポールの物品サービス勢(GST)に登録しているか→「いいえ」を選択。GSTには登録していない。
2. 「課税免除」の入力
- 「免税対象」か?→「はい」を選択。
- 「税法上の居住地」はどこか?→「日本」を選択
- 「居住者証明」の添付 →マイナンバーカードや運転免許所ではありません。税務署に「居住者証明交付請求書」を発行してもらいます。マイナンバー等を「居住地を証明するもの」としてアップロードすると、すぐに戻され、再度居住者証明書を提出してくださいと連絡がくるので、最初からこの証明書を準備することをお勧めします。
免税に関する参考:財務省「我が国とシンガポールとの間の租税条約に対する本条約の適用関係の概要」
ここまでできたら税務署に行きましょう!
居住者証証明書の手順
居住者証明交付請求書:「No.9210 居住者証明書の請求」の中の「租税条約等の締結国に租税条約に基づき提出する場合」の項目にあるものを使います。
「居住者証明書」には「手書き用」と「入力用」がありますが、PDFでも記入できるので、ファイルをパソコンに保存して、早々と記入してしまいましょう。
居住者証明書交付請求書(上段)と居住者証明書(下段)の所定の項目に入力します。
この書類は2部印刷し、税務署に身分証明書と一緒に持参します。
窓口の受付は5分で終了。ただし、発行まで2週間かかるそうです。(長いよね)
<書き方>
- 請求日:税務署に提出する月日を入力
- 住所:住所欄は2段になっています。1段目に日本語でGoogleアドセンスに登録した住所と同じように入力する。2段目には英語で住所を入力。
- 氏名:1行目( )でカナを入力。2行目は日本語で入力。3行目はローマ字で入力。
- 電話番号:+81-90-1234 日本+81に続けて090の場合は90。
- 提出先の国名:最初の枠に日本語でシンガポールと入力、右の枠に英語でSingaporeと入力。
- 対象期間:空白で提出
- 申述事項:3項目にチェックを入れる
- 証明書の請求枚数:1
- 整理番号:空白で提出
- 下段の居住者証明書の点線部分には英語でSingaporeと入力。
Googleアドセンスへの居住地証明書提出方法
居住者証明書を税務署から受け取った後、PDFかJEPGにして、ファイルを作成します。
Googleアドセンスからお支払い情報へ行き、下記まで入力します。
アップロードは税務署から取り寄せた「居住地証明書」で、
有効期限は証明書に記載されていないため「発行日から1年」と勝手に決めてしました。
なので、2024年3月1日に発行されたら、2025年2月28日が有効期限となります。
Googleから承認される
「審査中」→「承認」となりました。
プロセスは約数日でした。早かった。
政務状況は「承認済」なのです。
承認されるとGoogleから下記のメールが届きます。
まとめ
もしGoogleアドセンスが取得でき、WEBライターとしてやっていく場合、利益となる前に早目にこの設定を進めておくことをお勧めします。
現在、Googleではブログ運営の場合、この税務上の居住地の設定は必須です。
デフォルトでシンガポールから支払いが行われている!ってそれはないでしょって思いましたが、
そういうものであるということを理解し、設定を進めていきましょう。
そして、この対応をする!って決めたら、早目に「居住者証明書」を取得すべく、税務署に行きましょう。
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